山の体験
最高のジビエ肉にであう
MEET MEAT(ミートミート)体験+BBQ
「獣害から獣財へ」をテーマに猪や鹿の捕獲、食肉解体~加工を学べる体験と、普段食べているお肉がどのように作られているのか、猪や鹿のお肉を通じて体験できるワークショップ型BBQが一緒になったツアーです。
この体験について
対馬がかかえる里山の問題
島面積の約9割が森林で覆われている「山の島」、対馬。
そんな対馬で、ある問題が深刻化しています。
現在、対馬には約4万7000頭のシカが生息していると言われており、彼らは1日に1頭あたり約3kgの草を食べます。計算すると1日当たり約141tの草が食べられ、生態系に大きな影響を及ぼしています。
実際に山道を走っていると、どこの山を見ても山肌が見え、下草が食い尽くされていることがよく分かります。
特に、シカ・イノシシによる農林業被害が深刻化しており、有害鳥獣として駆除されています。
獣害ではなく「獣財」へ
これらの被害を食い止めるため立ち上がったのが、「獣害から獣財へ」をキーワードに人と野生動物が共存できる社会作りに取り組んでいる一般社団法人 daidai。この会社では、シカやイノシシの鳥獣被害対策、肉や皮といった資源活用を通じた普及活動に尽力しています。
さらに、2024年3月には新施設「里山の肉や daidai」を完成させ、6月にはジビエ肉の直売所「対馬もみじぼたん」をオープン!ここでは、捕獲したシカ・イノシシを搬入、解体、加工までの工程を見学・加工品を購入することができます。
「命をいただく」ということ
今は、スーパーで簡単に肉や魚を購入できる便利な時代になっています。だからこその弊害も生まれており、「食」に携わる人の苦労や努力が消費者には伝わりにくく、残念なことに食に対するありがたみを感じにくい社会になっています…この体験では、ハンターに同行し、肉が生産されていく過程を見ることで、日々の食事がいかに大切か、食生活を見直すキッカケを与えてくれます。
体験の流れ
【体験】
自己紹介などを終えたら車で5分〜10分ほどの場所にある山で、里山で起きていることや生態系の問題についてのレクチャー、捕獲の現場で痕跡探し、罠の見回り&罠かけ体験、加工場の見学など行います。


※罠にかかっていれば、その場で止め刺し(命をいただく行為)と解体を見学することができます。

その後、仕留められたシカ、イノシシが解体処理される加工場の見学を行います。
※運が良ければ、プロによる丁寧な皮と肉捌きが見られます。
【ジビエBBQ】
捕獲される流れを見た後は、まだ食べられません!もう1行程、「どのように加工されるのか」を体験いただきます。
骨付きのお肉のカット&ミンチ体験

どんな風に骨に肉はついていて、普段食べているお肉は体のどの部分なのか。そんなことを考えながら、目の前にあった命が食べ物になる瞬間に向き合います。


BBQではハンバーガーやお肉の他に、季節のお野菜を使ったサラダやスープなどもご提供されます。
捕獲から食べるところまでの一連の体験をすると、自分たちの暮らしとの繋がりや、その先にある社会との繋がりを「ジビエ肉(MEAT)」を通して気づくことができます。
対馬だけでなく、旅先でその土地のものを食べるということが、一番の応援になります!この体験でたくさんの方とMEETできますように!
お持ちいただくもの
- 汚れてもいい服装
- 履きなれた靴
- タオル
- 飲み物
- 帽子
- 防暑、防寒具
無料貸し出し用品
- 虫よけ
- 軍手
その他
〇集合場所: 対馬もみじぼたん
〇体験開始時間: 9:30~ 15:00
プラン例A:10:00~12:30(体験→BBQ)
プラン例B:11:30~14:00(BBQ→体験)
※上記時間内であれば、お客様のご都合に合わせることができますので、お申し込みの際に、体験開始の希望時間を備考にお書きください
※加工場もしくは山での解体体験をしたい方はオプションとなります。また、必ずしも未解体の肉があるわけではないため、オプションをご希望の場合はご相談ください
※代金にはお茶も含まれますが、お酒などお飲み物も追加したい場合は、ご予算に応じてこちらでご準備も可能ですのでご相談ください。
体験概要
| 開催時期 | 通年 |
|---|---|
| 所要時間 | 2時間30分 |
| 対象年齢 | 3歳以上 |
| 体験料 | 価格:1名様10,000円、2名様以上8,000円 ※体験のみ、BBQのみも可能です。 体験のみの場合:1名様8,000円、2名様以上5,000円/人、所要時間1時間30分 BBQのみの場合:4,000円/人、所要時間1時間30分 3歳以上有料 残ったお肉は送料自己負担で発送可能 |
