原始林トレッキング

天然記念物にも指定されている対馬の原生林を歩く

対馬が誇る3つの原生林を散策します。「龍良山」は極めて自然度の高い照葉樹林として、「白嶽」は大陸系植物と日本系植物の混成により、「御岳」は貴重な鳥類の繁殖地として、それぞれ国の天然記念物に指定されています。
対馬の雄大な山に登り、悠久の歴史や、山を畏れ崇めた古代の人々に思いを馳せてみましょう。

写真

この体験について

悠久の歴史や山を畏れ崇めた古代の人々に思いを馳せる

大陸と九州の間に飛び石的に浮かぶ島、対馬。その昔、日本列島が大陸と陸続きだったときの影響を受け、対馬には大陸系の生物と日本系の生物が混在して、きわめて独特な生態系を持っています。

また、対馬には、山自体をご神体として崇める山岳崇拝が古くから信仰されています。その聖地として、立ち入りや生物の採集・捕獲、樹木の伐採が禁じられてきました。対馬の原生林は、そういった信仰によって大切に守られてきたのです。こうした原生林は、大陸との交流や進化の過程を物語る、貴重な生物たちの生息場所となっています。
対馬の雄大な山に登り、悠久の歴史や、山を畏れ崇めた古代の人々に思いを馳せてみましょう。

①貴重な照葉樹林 「龍良山」コース

対馬には山自体をご神体と崇める「天道信仰」という原始的な信仰があります。龍良山はこの天道信仰の聖地として、誰も入山できない強い禁忌の場所でありました。そのため、簡単に開発されてしまいそうな麓の緩傾斜の場所から山頂まで、連続した原生林が残っているのです。これほどまとまった照葉樹林の原生林は非常に稀な存在で、国内最大級の照葉樹林として国の天然記念物に指定されています。「スダジイ」や「イスノキ」の巨木が特徴的な山です。

標高558メートル。登山口から山頂までは90分程度です。

 

②九州百名山の一つ 霊峰「白嶽」コース

九州百名山の一つにも選定された対馬が誇る名山。古来より霊山として崇められた対馬のシンボル的存在です。病の平癒や出征した家族の無事を祈って「願掛け」のために登られていたとのこと。植生も豊かで、大陸系植物と日本系植物が混生する独自の生態系をもつ原生林として、国の天然記念物 に指定されています。

標高519メートル。登山口から頂上までは75分程度。比較的容易に登れる山ですが、最後の山頂付近だけロープを使って上る「クライミング」状態になり、高度の割には達成感が高い山です。

山頂からの眺望はまさに圧巻。大小様々な島が浮かぶ雄大な浅茅湾の他、周辺の無数の山々を望むことができます。条件が良ければ、韓国の山影が見えることも。

 

②ツシマヤマネコ生息地 「御岳」コース

上島(対馬の北半分)では最も高い山で、古くから白嶽と並んで修験道の聖地とされてきた山です。かつては巨大なキツツキの仲間「キタタキ」が生息する場所として、天然記念物に指定されました。残念ながらキタタキは絶滅してしまいましたが、同時に「ヤイロチョウ」の繁殖場所であることがわかり、天然記念物再指定を受けました。ツシマヤマネコ等も生息する場所として、特定動物生息地保護林にも指定されています。南部の照葉樹林とは異なり、「モミ」や「アカガシ」を中心とする針広混交の天然林です。

標高494メートル。登山口から頂上までは90分程度。これもまた比較的容易に登れる山です。山頂には祠が祀られており、今でも地元の参拝登山者が多く、霊山としての風格がある山です。

 

お持ちいただくもの

  • 登山に適した服装
    • ジャージやポリエステルのシャツなど、普段着ているもので十分です。化繊の肌着とそのうえに重ね着できるようなフリースなど
  • ウインドブレーカーなどのアウター
    • 山頂は風があるとかなり寒くなります
  • 雨具
    • 上下セパレートタイプのものをオススメします。防水性のアウターとの兼用で構いません
  • 履きなれた運動靴または登山靴
    • ローカット~ミドルカットの登山靴またはトレッキングシューズで十分です
  • 帽子
  • 飲料水やスポーツドリンク
  • 保険証(コピーも可)
  • 常備薬(必要な方のみ)

料金に含まれるもの

  • ガイド料
  • 行動食。山頂でのコーヒー・おやつ代
  • 保険料

体験概要

開催時期 通年
所要時間 3時間~4時間 (休憩含む)
対象年齢 小学生以上 ※保護者の方が同伴される場合は未就学児でも参加できます。
体験料 18,000円/一組 3名まで 4人目からは一人4,000円
この自然体験を予約する 自然体験一覧へもどる