山の体験
持続可能な海と山を繋ぐ伝承ツアー
変化し続ける対馬の海。豊かな海と豊かな山を目指して。
漁船に乗って、深刻化している磯焼け現象を見学、そのまま半島に上陸し、山の課題や罠の説明などを聞きます。そして、海と山の繋がりについて学びます。
海と山の現場を見ることで「海と山は繋がっている」ということを改めて感じさせてくれる、スペシャルなツアーとなっています。
この体験について
海と山は繋がっている
島面積の約9割が森林で覆われている対馬には、約4万7000頭のシカが生息していると言われています。彼らは1日に1頭あたり約3kgの草を食べるため、山の下草が食い尽くされ、山肌がむき出しになっています。山肌がむき出しになることで、雨が降ると土砂が海へ流れ、海が茶色に一変します…
また、栄養のない土砂が海へ流出することにより、海藻類が育たず、海藻を住処とする魚や藻場を産卵場所とするイカが減少しています。
そこで、海と山が痩せていくのを食い止めるため、海の体験「海遊記」を提供する丸徳水産と山の体験「Meet meat」を提供するdaidaiがコラボした「持続可能な海と山を繋ぐ伝承ツアー」が実現しました!
▷海遊記はコチラから:https://tsushima-gbt.com/programs/6261
▷Meet meatはコチラから:https://tsushima-gbt.com/programs/6570
体験の流れ
レクチャーをした後は、海のフィールドワークへ出発!
海を愛し、海に愛された地元漁師がガイドします!
まずは、漁船に乗って養殖いけすの見学と餌やり体験を行います。
タコメガネを使って、磯焼け現場を観察します。海の砂漠化がいかに深刻であるか実感することができます。
次は、山のフィールドワークです!
漁船で山に瀬渡しをしてもらいます。軽いトレッキング感覚で山道を進んでいき、開けた場所でシカ、イノシシ被害の現状や罠の設置を行います。
※罠にかかっていれば、その場で止め刺し(命をいただく行為)を見学することができます。
2つのフィールドワークが終わったら、海と山それぞれの「サーキュレーターFOOD」の加工現場を見学します。豊かな海と山にしていくための「食」の取り組みについてお話を聞きます。
(左)大量のアイゴ(バリ)の説明 (右)イスズミの捌き方や特徴を説明
※イノシシの解体見学
また、「海と山のBBQ」をご希望の方は、事前にご相談ください。※内容については要相談
素早く、適切な処理をしたお肉は臭みが一切なく、とっても美味しいんです!
その土地のものを食べてもらうことが、一番の応援になります!そして、この美味しいで満たされた顔が励みになります!
海と山への熱い想いに心動かされ、一生忘れられない出会いになること間違いなし!
お持ちいただくもの
- 汚れてもいい服装
- 履きなれた靴
- タオル
- 飲み物
- 帽子
- 防暑、防寒具
- 酔い止め薬(必要な場合)
- 楽しむココロ
無料貸し出し用品
- ライフジャケット
- 長靴
- 軍手
キャンセル料について
その他
〇集合場所:丸徳水産加工場
〇最少催行人数:2名
〇体験開始時間:9:00~15:00
※お申し込みの際に、体験開始の希望時間を備考にお書きください!
体験概要
開催時期 | 通年(月曜定休・12月~1月上旬はブリの出荷で忙しいため受け入れできないことがございます) |
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所要時間 | 2時間程度 |
対象年齢 | 小学生以上(未就学児要相談) |
体験料 | ●2名まで:8500円/人●3名以上:7500円/人 |