特別企画のツアー

【募集締切】漁師になる5日間 IN 対馬(第2弾)

漁村に新たな価値を!未利用資源の有効活用で課題解決に挑む

漁獲~加工~卸し~飲食店での販売。一連の流れを地域一体となって作ることで、六次産業化を実現している丸徳水産の取り組みを学びます。今では漁師による海の体験ツアーまで造成。チャレンジをやめないパワフル家族の取り組みに密着します。

ツアー代金 【対馬発着】5,000円
【福岡発着】22,000円(往復航空機利用)
【長崎発着】19,000円(往復航空機利用)
日数 4泊5日
出発地 対馬(対馬やまねこ空港)
福岡(福岡空港)
長崎(長崎空港)
開催期間 11月9日(木)~13日(木)

おすすめポイント

将来、地方で暮らしたい。漁業に携わってみたい。という方向けのモニターツアーです。
漁師になりたい人の入り口になるツアーの造成に向けて、アンケートにご協力ください。

受け入れ先は、自社で養殖から加工、飲食までを手掛け、今では漁師による体験ツアーの造成をも行っている「有限会社 丸徳水産」
脱サラ社長と奥様が夫婦で立ち上げ、今では3人の息子も加わって、家族総出で様々な取り組みをしています。
安定供給が難しい…ならば蓄養を始めよう!
磯焼けで海藻が消えてしまった…ならば育ててみよう!
海藻を食べつくす魚が増えて困っている…ならばおいしく食べる工夫をして利用しよう!
困難な状況を嘆くだけでは何も変わらない、自分たちが出来ることを見つけてまずはやってみる。
不可能を可能にしてきたパワフル家族に密着します。

こんなことが体験できます

  • サバ・アジ・ブリ等の蓄養(給餌等)
  • 加工処理
  • マグロ養殖業
  • 定置網漁
  • 一本釣り漁
  • 地元漁師との交流会
  • 座学:新たな水産資源へ 食害魚の有効活用

地元ホスト:有限会社丸徳水産

自社で養殖から加工、飲食までを手掛ける会社です。現役素潜り漁師でもある社長、飲食店を切り盛りしつつ地域の漁協女性部を牽引して食育などにも取り組んでいる専務(奥様)、そして三人の息子たちはそれぞれの得意分野を活かして、飲食、加工、体験ツアーを担当。
普段から海に触れている漁業者だからこそ感じる海の変化。取れる魚の種類の変化、海藻の減少やそれに伴う貝類などの磯資源の減少、利用価値が見いだせていないために廃棄される魚たち。。。
手をこまねいてみているだけでは何も解決しない。私たちに出来ることを一歩ずつ。生産から加工、販売まで一手に手掛けるからこそできる解決方法を模索し続けています。
私たちにとって宝物であるこの海を、十年後、二十年後の未来にも、つないでいきたい!そんな思いで、様々なことにチャレンジし続けている会社です。
有限会社丸徳水産:https://marutoku-suisan.com/

漁師が語る、熱くて深い海の話「海遊記」

漁業者が普段使っている漁船に乗り、養殖場を見てもらったり、魚釣りを体験したり、磯焼けの状況を見てもらったり、地元漁師が直接アテンドし、海について楽しくご紹介します。

漁業者自らが海の現状を発信し関心を持ってもらう「語る漁業」、見せることで漁業の楽しさを知ってもらう「見せる漁業」という新しい形の漁業に挑戦します。

ツアーの中では、初日にこの海遊記プログラムを体験していただきます。

厄介者をおいしく食べて海を守れ!そう介プロジェクト

馬の海は約20年前から海藻が激減し、海の砂漠化ともいわれる「磯焼け」という現象が起きています。海から海藻が消えるのです。
その原因のひとつが、海藻を食べ尽くしてしまうイスズミやアイゴといった魚です。
これらの魚は昔から対馬にいましたが、低水温になる冬には南の方に移動していました。
ところが温暖化で、冬にも対馬に居座るようになってしまったのです。
冬の時期は、新しい海藻が芽吹く時期です。この時期に新芽を喰い荒らされてしまうので、どんどん海藻が育たない海が広がっています。
イスズミやアイゴは、商品価値が無く、漁師さんからは海の厄介者として嫌われています。だから獲らない。増える一方。。。ならば、おいしい食材として味わえないだろうか。数年間にわたって何度も試行錯誤を重ね、今では対馬の給食に取り入れてもらえるようになりました。

ツアーの中では、こうした未利用魚の加工や飲食店での提供までに至るプロセスを体験していただきます。

そう介プロジェクト特設サイト:https://www.marutoku-kitchen.com/

海の恵みを未来につなぐサイクルを作る

然資源だけでは安定供給が難しいため、丸徳水産では、早くから養殖・蓄養に取り組んできました。実は、養殖している魚も、魚たちに与えているエサも、もともと対馬の海で獲れたもの。定置網にかかった小さくて市場に出せない魚を、漁師さんから買い取って活用しています。
これも、そのままでは未利用のまま廃棄されるもの同士を繋いで、利用できる形に変換させる仕組みです。
このようなサイクルをつくることで、対馬の海から新たな付加価値を生み出し、海にも漁業関係者にも優しい循環を実現できるのです。

加工についても、「できるだけ新鮮な状態でお店に出したい」という飲食店から「家で魚を捌けないので扱いやすくしてほしい」というご家庭まで、様々な要望にお応えすることで、幅広い客層に魚を届けることが出来るようになりました。魚介にストレスの少ない方法を選び、素早く丁寧に加工を済ませています。

ツアーでは、こうした養殖や加工の仕事も体験していただきます。

ツアー行程

 

一日目 観光・座学・懇親会
09:15 長崎空港発 ANA4651便
09:50 対馬空港着 対馬やまねこ空港にてガイドがお迎えいたします。
こちらで、福岡空港からの到着便を待ちます。
09:55 福岡空港発 ANA4681便
※長崎発着の方はANA4651 09:15長崎発 – 09:50対馬着をご利用いただきます
10:35 対馬空港着 対馬やまねこ空港にてガイドがお迎えいたします
※対馬現地集合の方は、この時間までに対馬空港にお越しください
11:30 昼食 そば道場美津島店「対馬ふるさと伝承館」
縄文時代と同じ味を今に留める、もっとも原種に近いそば「対州そば」をお楽しみいただきます。
 12:45  対馬中部観光 万関橋
対馬を上(かみ)と下(しも)に分ける海峡を渡ります。ここで対馬の大きさや実習場所の確認など、対馬の概要を説明します。
13:00 レクチャー 新たな水産資源へ ~食害魚の有効活用~
講師:犬束ゆかり氏(丸徳水産 専務)
14:00 体験ツアー 海遊記
漁船を使って海をクルージング。海で起こっている様々な課題とその解決に向けた取り組みについて、漁師自らが語ります。
16:30 対馬中部観光 和多都美神社~烏帽子岳
リアス式海岸がつくりあげる雄大な浅茅湾を一望できる烏帽子岳展望台、竜宮伝説が残る和多都美神社など、主要な観光地をめぐります。対馬の定番観光コースです。
18:30 夕食 漁師民宿にチェックインし、夕食をとります。
お食事: 朝× 昼○ 夜○
宿泊: 民泊吉栄(対馬市豊玉町千尋藻)

 

二~四日目 漁業体験
7:00 朝食 漁師民宿にて朝ごはん
日中 漁業体験 その日の海のコンディションによって、一本釣り漁・定置網漁・養殖の給餌・加工の体験のいずれかの体験を行います。
19:00 夕食 漁師民宿にて晩ごはん。
4日目の夜は、地元の漁業者も交えて懇親会を行います
お食事: 朝○ 昼○ 夜○
宿泊: 民泊吉栄(対馬市豊玉町千尋藻)

 

五日目 移動日
7:30 朝食
8:30 チェックアウト
9:00 対馬中部観光 赤島大橋~赤島海岸
エメラルドグリーンの海と赤い橋のコントラストがとてもきれいです。澄んだ水と周囲の山から供給されるミネラルを活かして、塩づくりが参加んな場所でもあります。
10:20 対馬空港出発
(長崎便)
ANA4652便
11:00 長崎空港到着
11:00 対馬空港出発
(福岡便)
ANA4684便
※対馬現地集合の方は、ここで解散となります。
11:35 福岡空港到着
お食事: 朝○ 昼× 夜×

第1弾からの継続参加も可能です
第1弾:鮮度処理をとことん追求!少ない魚を高く売る
~東大院卒漁師が現場で挑む資源管理に密着~
【開催日程】11月5日~9日

開催日程・お申込み

旅行条件

本ツアーは、今後のツアー化に向けたニーズ調査を目的としたモニターツアーとして実施するため、旅行代金のほとんどを事業費から捻出しております。ご参加いただく皆様には、アンケートへの回答をお願いしております。

【ツアー代金】
対馬現地集合:5,000円(懇親会費)
福岡空港発着:22,000円(往復航空券含む)
長崎空港発着:19,000円(往復航空券含む)
※第一弾からの継続参加の場合は、対馬現地集合の代金となります。

【代金に含まれるもの】
●宿泊料(4泊) ●昼食(4回) ●夕食(4回・うち1回懇親会) ●朝食(4回) ●体験料(釣り・鮮度処理指導料) ●ガイド料 ●添乗サービス料 
●福岡-対馬間往復航空券(福岡発着プランのみ)
●長崎-対馬間往復航空券(長崎発着プランのみ)

【代金に含まれないもの】
●お土産代等 ●懇親会の日以外の飲み物代
※当協会で航空券手配が可能なのは、福岡ー対馬間または長崎ー対馬間に限ります。福岡・長崎までの交通機関の手配は各自で行っていただきますよう、お願い致します。
※対馬発着プランの場合、対馬空港までの交通費は含まれません。また、対馬空港までの交通機関の手配も各自で行っていただきますよう、お願い致します。

【最少催行人数】1名

【募集定員】9名 

【締め切り】2023年10月30日(月)18時

【宿泊先について】
旅館やホテルと違い、浴衣やアメニティグッズの用意はございませんので、寝間着や歯ブラシ等の洗面用具は、各自でご持参いただきますよう、お願いいたします。

【添乗員・ガイド】対馬やまねこ空港から1名同行します。

【キャンセル料】
取消のご連絡をいただいた日が、
●20日前~8日前の18時まで=20%
●7日~2日前の18時まで=30%
●前日の18時まで=40%
●当日の出発時間前=50%
●旅行開始後または無連絡不参加=100%

旅行企画実施:一般社団法人 対馬里山繋営塾
企画共催:一般社団法人 九州のムラ・対馬グリーン・ブルーツーリズム協会

詳しい旅行条件書(募集型企画旅行約款)
 http://www.rado.co.jp/info/boshu.html

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