山の体験
炭焼き体験
山の島、対馬ではかつて、炭焼きが一大産業でした。炭焼きのために定期的に伐採された山には、椎や樫など、ドングリを付ける木が育ちます。こうした森にヤマネコが生息しているのです。生きものを育む里山を作る営みを、ぜひ体験してみてください。
この体験について
島の9割が山という対馬では、山の産業が盛んです。かつては全島で行われていた炭焼き。今では、対馬南部の内山地区と対馬北部の舟志地区を残して下火になってきてしまいましたが、山を歩くと、あちこちにかつての炭窯の跡を見つけることができます。
窯に入れた炭が焼きあがるまで約10日間かかりますので、体験は
- 焼きあがった炭を取り出す
- 炭窯に新しく焼く炭を並べ入れる
- 窯にふたをして火を入れる
- 1で焼きあがった炭を切り分ける
という順番で作業します。もしくは1~4のいずれかの作業を体験することになります。自分たちで並べて火入れした炭を取り出すところまでの作業はできませんので、その旨ご了承ください。
体験する時間や炭窯の状態によって、どの作業を行うかを相談しながら決めますので、体験を希望する方は、あらかじめご相談ください。
持ってくるもの
- 汚れてもよく動きやすい服装(長袖長ズボン)
- 運動靴
- 手ぬぐいかタオル(頭や首に巻くもの)
炭窯の中に入って出し入れする作業になりますので、かなり汚れます。農作業用のヤッケや軍手、長靴などは貸し出すことができますが、大きいサイズ、小さいサイズは、ない場合がございますので、必要な方はご持参ください。
体験概要
開催時期 | 1 ~ 12月 |
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所要時間 | 2時間程度(どこか一つの行程) ~ 終日(一連の全行程) |
対象年齢 | 小学生以上 |
体験料 | 2,000円/人~ |