2017年01月19日 暮らしの体験記
対馬名物いりやきを巡る旅①〜ブリのいりやき〜
対馬名物いりやきをご存知ですか?
いりやきというのは、対馬の地鶏や旬の魚、たっぷりのお野菜を使った伝統的な鍋料理です。
冠婚葬祭や地域の行事、人の集まる席には欠かせない料理で、
民泊さんに宿泊する際にも提供されることが多いです。
海の幸、山の幸、多様な具材の旨味が溶け出したスープは味わい深く、絶品。
対馬の自然の恵みを余すことなく楽しめる料理です。
シメにはそうめんやそばを入れるのが対馬流。これがまた絶品。
そんないりやきの具材や味付けは、地域によって、家庭によって、多種多様!
対馬の民泊さんを巡って、めくるめくいりやきワールドの扉を開いてみましょう。
第1弾は、民泊ごんどうさんのブリのいりやきをご紹介します。
どーん!!!
いりやきのためにお父さんが用意してくださったブリです。
立派ですね〜。
お父さんが華麗にブリをさばいていきます。
ご近所の猫さんたちもブリを狙って集まってきました。
猫さんたちにも切れ端のおすそ分けをして、
いよいよいりやき作り、スタートです。
まずは醤油、お砂糖、お酒で割り下を作り、
たっぷりのブリの切り身を投入していきます。
この時カマやアラの部分を入れるのがポイント!
美味しい出汁が出ます。
しばらくフタをしてブリをグツグツと煮込み、
さらにたっぷりと野菜を投入すれば、
ごんどうさん流ブリのいりやきの完成です。
まるですき焼きのような豪華ないりやき。
脂の乗ったとろけるようなブリの身も、
ブリの旨味と脂が染み込んでくたくたになったお野菜も最高です。
今日のいりやきは炊きたてご飯と一緒にいただきました。
ブリの脂が乗りに乗りまくる1月2月。
ブリのいりやきは間違いなくおすすめです。
ぜひ、対馬の民泊さんに食べにきてくださいね。
次はどんないりやきに出会えるのでしょうか?
対馬いりやきワールドの冒険はまだまだ続きます。