2017年01月22日 暮らしの体験記
対馬名物いりやきを巡る旅②〜地鶏のいりやき〜
地域によって、家庭によって具材も味付けも多種多様な郷土料理、対馬名物いりやき。
そんな奥深きいりやきワールドを巡るシリーズ第2弾。
民泊トヨタさんの地鶏のいりやきを紹介します。
豊田さんのいりやきは、対馬の地鶏をじっくりじっくりじーっくりと煮込んでスープを作ります。
朝から鍋を仕込んで、なんと約7時間!煮込んだスープだそうです。
地鶏の旨味と脂がしっかりと滲み出て濃厚なスープに仕上がっています。
骨から出汁が出るので、地鶏は骨ごと煮込むのがポイントだそうです。
長時間煮込むことで、地鶏の肉も柔らかくなります。
醤油、砂糖、みりんで味を整えて、手作りの野菜をたっぷり投入していきます。
豊田さんのいりやきの主役はとれたてピチピチのしいたけではないでしょうか。
豊田さん自身が山で育て、昼間にとってきたばかりの新鮮な一品です。
みずみずしく肉厚!
いりやきはもちろん軽く炙って、塩をパラリとかけたり、
天ぷらにしたり、バター醤油で焼いたり、何をしても絶品。
このジューシーさはしいたけの概念を覆します。
鍋に具材を入れて、フタをしてしばらくグツグツ煮込めば豊田さん流地鶏のいりやきの完成です。
地鶏の濃厚な旨味と野菜の甘みが混ざり合ったスープ。
スープの染み込んだしいたけ。
あったか優しい味わいに、ほっこりと幸せな気分になります。
シメはそうめんを投入しました。
地鶏のいりやき、こちらも間違いなくおすすめです。
魚か鶏かどちらかなんて選べません。
対馬いりやきワールドの冒険は続きます。