2017年09月19日 里の体験記 , 宿泊体験記

にょきにょきアスパラ、チョキっと収穫体験してみませんか?

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東京都/ゆっきー

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米どころ佐護(さご)の民泊恵さんにお邪魔しています。

最初に、昨日の一日を振り返ります。

  • 15:00チェックイン
  • 15:00~16:30お話の時間
  • 16:30~17:30アスパラガス収穫体験開始
  • 17:30~18:00柿収穫体験
  • 18:00~18:30お風呂
  • 19:00~21:00夜ご飯
  • 21:00~22:00異国の見える丘展望台&ヤマネコ探索ツアー
  • 22:00~00:30お父さんと語り

うーん、濃い一日~

さて、それでは体験記、はじまりはじまり。

**にょきにょき27センチ!アスパラガス収穫体験記**

15時にチェックイン!お父さんやや緊張気味…なんでも私たちが民泊第一号!やったね!

今回私たちがするのはアスパラガス収穫体験。着いてすぐ収穫すると思いきや、お父さんからストップがかかります。なんと、今の時間、ビニールハウス内は灼熱の40度!なので、日が傾いて涼しくなるまでのんびりお話しタイム。

16時半に出発です。ハウスの周りは豊かな稲作地帯。ヤマネコいるかなあ…。

ここが今回お邪魔するアスパラガスハウス!実は私、アスパラガスがどんな風に生えているのか知りませんでした。でも大丈夫。お父さんとおばあちゃんが優しく教えてくれます。それでは、ハウスの中へ…。

入ってみると…あれ?意外と草が生い茂ってる!アスパラガスはいずこ?

下をのぞくと、ありましたありました。いろんな長さのアスパラガス!

使う道具はこの二つ。

皆さん、この棒は何に使うかわかりますか?ヒントは27センチ。

実はこれ、アスパラガスの長さを測るものなのです!平山さん家では、この棒を目安にして収穫しています。棒を横に並べて根元から…

チョキ。

採ったらかごへ入れていきます。アスパラガスの先端を傷つけないように、先端はかごの口が開いているほうへ。

Let’s収穫!

新芽(中央右の小さいほう)を傷つけないように注意しながら採っていきます。

お父さんからお話しを聞きます。アスパラガスは二時間に2センチほど伸びるそうです。伸びすぎてもだめなので、まさに時間との闘いです。

曲がっているのと、先端が開いているのはあまりよくないそうです。スーパーに並んでいるものしか見たことがない私にとって、普段見ない形のアスパラガスは、驚きの連続。

どんどん採っていきます。

かごいっぱいに採れました!

採れたてをいただきます。パクッ。思ったより柔らかくてみずみずしい。やみつきになりそう。

収穫が終わると…

おばあちゃんが、出荷用にアスパラガスを切ります。25センチに統一するそうです。長年の経験から素早くまとめていきます。職人技に思わずうっとり。

* * * * *

夜ご飯は、収穫したアスパラガスが美味しい料理に早変わり。お母さんの腕がなります。

アスパラガスの肉巻き。衣カリッ、アスパラがシャキッ。どんどん手が伸びます。

こちらは、アスパラガスとなすの天ぷら。とれたてほやほやの天ぷらはやわらかくて絶品!

鶏肉のいりやき。お腹がいっぱいなのに、誘惑に負けておかわりしてしまいました。

 

この他にもヒラスのお刺身や産みたての卵など、新鮮な食材を堪能しました。夜ご飯後も、お話し好きのお父さんと元気なお母さんと、ゆっくり談笑。佐護への想いを熱く語るお父さんにぐっときました。

* * * * *

なかなか見る機会のない、にょきにょき生えたアスパラガス。チョキっと収穫体験してみませんか?

この体験記を書いてくれた人

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東京都/ゆっきー
大学で社会学を学んでいます。農泊をやっている農家さん達が、すごく対馬のことに詳しいし、誇りを持っているのが印象的でした。