2017年09月27日 宿泊体験記
蜂蜜コーヒーとお父さんとの集落散策で、私もツシマニア!?
今日は、豆酘(つつ)の民泊ごんどうさんにおじゃましま~す!元気よく玄関を入ると、びっくり!お土産がズラリ。特産品が並ぶ宿に、期待が高まります。
着いて最初は夕ご飯。お母さんが準備をしています。これは、いりやき用のお魚。ヤズというブリの子ども。
味付けは砂糖と醤油だけ。お魚の出汁が味の決め手です。
My箸ならぬ、ごんどう’s箸。思わずパシャリ。
食卓には豪華な海の幸が!ブリとイサキのフライが絶品。フライを口に入れた瞬間、ふわっとした食感に感動!こんなの初めて!
握り寿司とお刺身も口の中でとろける~。幸せに包まれます。
* * * * *
ここで、朝ご飯も少し紹介。
お母さんお手製の梅干し。すっぱーい!梅干し本来の味がぎゅっと凝縮されていました。梅干しが苦手で10年間食べていなかった私でしたが、パクッと食べてしまいました。この梅干ししかもう食べられません。
今年初栗ご飯。栗の旨味がお米に染みわたって、うーん、うまい!
食後にはニホンミツバチのハチミツ入りコーヒーでゆったり。
舐めてびっくり。濃い~~~甘さ。色んな花の蜜の味が楽しめます。
* * * * *
のんびりしたら、お父さんのガイドで豆酘ツアースタート。
まず最初は豆酘漁港へ。外国船が自由に出入りできる国際避難港に指定されています。
これは、六角形の造りで、5隻を同時に泊めることができる船着き場です。
造られた当時は画期的なデザインで、国の表彰を受けたそうです。未だに見物客が多いそうですよ。
これは、手動で船を引き上げる巻胴です。穴の中に棒を通し、その棒を持って、円を描くように人が回ります。
巻胴は豆酘に50基ほどあり、対馬の中でも珍しいそうです。
少し車を走らせ山を登ると、みかん畑に到着しました。
これは豆酘みかん。対馬暖流の恩恵を受け、温暖な気候の豆酘で作られたみかんは対馬で大人気!
静岡県や愛媛県のみかん農家さん達も、「こんな美味しいみかんは食べたことがない」と大絶賛だそうです。なかなか島外には出ない、貴重なみかんです。食べたいなあ。
これが蜂洞です。ハチたちはこの中に巣を作ります。見通しが良くて、動物に攻撃されにくい高い場所に設置します。ハチが住み着いてくれるかどうかは女王バチ次第。
1年に一度、美味しいハチミツを取り出します。
蜂洞の手入れは欠かせません。蜂洞の下の部分から、定期的に掃除をします。
働きバチが2万回蜜を運んで、ようやくスプーン一杯分。両羽に蜜を抱えて一生懸命巣に戻ってくる姿は、可愛らしいそうですよ。働きバチの努力の賜物ですね。
最後は鮎もどし自然公園へ。
美しい山に囲まれた綺麗な川は、子供たちの絶好の遊び場です。
川の上に架かる橋を渡っていきます。風でゆらゆら揺れる~。
この川の岩は、なんと1枚で繋がっているんです!自然の雄大さを感じますね。
お父さんに絶好スポットを教えていただきました。しゃがんでみてみると…
上流から流れてくるきれいな水が!まるで自分が自然の中に溶け込んだよう。都会ではなかなか味わえない自然に、思わず見とれてしまいました。
豆酘には他にも、豆酘崎や赤米、美女塚、多久頭魂神社など、たくさんの観光スポットがあります。お父さんは対馬のことならなんでも知っている物知り博士!お父さんのガイドとお母さんの美味しい郷土料理で、豆酘を堪能しませんか?