2017年09月29日 暮らしの体験記 , 宿泊体験記

ろくべえと鯛。郷土料理体験とおいしいお魚に大満足。

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東京都/ゆっきー

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今日は、豆酘の民泊あびるさんのお宅で、対馬の代表的な食べ物である「ろくべえ」をつくりました!写真はろくべえの元になるせんだんご。硬くて、薄い茶色です。色をよ~く覚えておいて下さい。

せんだんごに少しずつ水をかけて、ふやかしていきます。お水の量でろくべえの食感が変わります。責任重大!

手で混ぜていきます。あれ、色が少し濃くなってきた…?。

ある程度固まったら、このように丸めて、

お湯に通します。ぐつぐつ、沸騰したお湯の中で少し待ちます。

色が濃くなったら、お湯から取り出します。お!さっきより濃い茶色だ!

再びこねていきます。熱いので、最初は箸でくずします。中身は思ったより薄い茶色。

こねこね。ちょっと熱いけど、こねこね。愛情を込めて、「おいしくな~れ」と唱えます。

ねばりがでてきたら、丸めておきます。そして…

じゃじゃん!ろくべえせぎ~~!沸騰したお鍋の上にセットし準備完了!

ろくべえせぎの上に、先ほどこねたせんだんごを置き、手で伸ばしていきます。長いろくべえができるように、一回の押しに力を込めます。

私も挑戦!わくわく。

見ているのは簡単だったけど、実際に自分でやってみると…。一回の押しでたくさんの量をなかなか押し出せません。これでは短いろくべえになってしまう(泣)!!

沸騰したお湯について少し待ちます。

ろくべえが上に上がってきたら、お鍋から取り出すサインです。

取り出したろくべえは、水でさっと洗います。ねばりをとるためなんですって。もうここまでくると、最初より色がだいぶ濃いのに気づきます。濃い茶色!

一握りが約一人前。それをきれいにざるに並べていきます。

どーーん!!ろくべえの完成です!食べるのが待ち遠しい~

最後に記念写真をパチリ。カメラマンはお父さん。

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お風呂に入ったら、お母さんのお手製のごはんがズラリ!お魚の煮つけや刺身、フライなど、お魚料理が盛りだくさん。中でもひときわ目立つのは…

鯛!しかも一人に丸々一匹!民泊あびるさんでしか、こんな豪華なお魚料理は食べられません。特に、お魚の皮が美味しかった~。皮までペロリ。

サザエもたくさん。磯の香がこりゃたまらん。

自分たちでつくったろくべえも登場。「おいしい、おいしい」とみんなで食べました。

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夕ご飯のあとは、お父さんお母さんと対馬について語り合い。民泊にかける思いに、じーんときました。家の目の前が海で、ゆったりできる民泊あびるさんで、ぜひステキな体験を!

この体験記を書いてくれた人

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東京都/ゆっきー
大学で社会学を学んでいます。農泊をやっている農家さん達が、すごく対馬のことに詳しいし、誇りを持っているのが印象的でした。