2017年02月01日 暮らしの体験記

根菜たっぷり!炙り魚の旨味たっぷり!豆酘雑煮作り体験〜

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京都府/やぎちゃん

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お餅の入らないお雑煮って?

お正月といえば、おせち料理にお雑煮。美味しいご馳走がたくさんでワクワクしますよね。
ところで、皆さんのおうちのお雑煮にはどんな具材が入りますか?
お餅はまる?しかく?それとも餅無し?
餅無しのお雑煮???
実は、対馬南部の豆酘地区にはお餅の入らないお雑煮があるんです。一体どんな具材が入っているのでしょうか?知られざる正月料理「豆酘雑煮」の秘密に迫ってみましょう。
作り方を教えてくださるのは民泊あびるのお母さんです。

お正月といえば、おせち料理にお雑煮。

美味しいご馳走がたくさんでワクワクしますよね。

ところで、皆さんのおうちのお雑煮にはどんな具材が入りますか?

お餅はまる?しかく?それとも餅無し?

餅無しのお雑煮???

実は、対馬南部の豆酘地区にはお餅の入らないお雑煮があるんです。

一体どんな具材が入っているのでしょうか?

知られざる正月料理「豆酘雑煮」の秘密に迫ってみましょう。

作り方を教えてくださるのは民泊あびるのお母さんです。

豆酘雑煮、第一の主役は炭火で炙ったクロウオ(メジナ)です。

立派なクロウオを贅沢に丸ごと使って出汁をとります。

身、皮の部分は具材になります。

お次の主役は根菜類。

里芋、人参、大根、ゴボウをたっぷりと使用します。

そして、次なる主役は練り物、こんにゃく類。

かまぼこ、ちくわ、ごぼう天、ひら天、厚揚げ、黒こんにゃく、白こんにゃく。

こちらもたっぷり使用します。

さらに、味の決め手に欠かせないのが椎茸と昆布。

椎茸は民泊さん自家製です。

机に乗り切らないほどのたっぷりの具材を3人がかりで手分けしながら切っていきます。

全ての食材を四角く切るのが豆酘雑煮のポイント!

根菜類は下ゆでをし、鍋に入れる前に具材をボウルで混ぜておきます。

全ての具材の用意が整ったらお酒と醤油で味を整えたクロの出汁に投入して煮込んでいきます。

大きな鍋でたっぷりの具材を塚って大人数分作ることが美味しさの決め手だそうです。

蓋をして、弱火でしばらく煮込めば完成です!

ゴロゴロとたっぷりの具材が入った豆酘雑煮はまるで煮物のよう。

クロの旨味たっぷりの出汁は味わい深くも後口は優しく、お箸が止まりません。

お餅が入らずともボリューム満天、栄養も満天です。

今日の民泊あびるさんの夜ご飯は主役の豆酘雑煮に加え、ヒラマサのお刺身にアラカブの唐揚げ、サザエになまこに、自家製の炊きたてご飯・・・贅沢すぎます。

美味しいご飯に会話も弾み、素敵なひとときを過ごすことができました。

対馬ならではの食文化を島のお母さんたちから学ぶ旅、あなたも体験してみませんか?

この体験記を書いてくれた人

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京都府/やぎちゃん
大学のインターンで対馬に来ました!海や山、自然が大好きです♪