2017年09月24日 宿泊体験記 , 暮らしの体験記
なんでも手づくり!農家の暮らしに感激!
みなさん“炭焼き”ってご存知ですか?今回は炭焼きのお話からスタート!
手作りの宿、内山さんのご自宅から2分くらい歩くと、炭焼き窯があります。大きい!
炭焼き窯とは、特別な土で固められた窯のことです。その中に木を立てて燃やし、炭となります。今回、炭焼きの体験はしませんでしたが、見学をさせていただきました。
2日間つきっきりで火を焚き続けて、10日ほどで炭になるそうです。手間がかかっているんですね!写真中央の長いものが、出来上がった炭です。
お土産に脱臭炭もあります。一本入って300円。パッケージがとってもかわいいです。
手づくりの宿さんでは、畑でも様々な野菜を育てています。大豆やこんにゃくいも、ゴーヤなど、珍しいものがたくさん。畑が広くて、迷い混みそう。
なんと牛までいます!赤牛だそうです。7~8頭ほどいました。約10か月で出荷されます。この子たちは、まだ半年。命の重さを感じます。
シソの葉をとっています。今夜のおかずになりそうです。
お家に戻ったら、ろくべえ作りのスタートです。せんだんごを水でふやかして、柔らかくしておきます。ほんとにお団子みたい。
それをこねていきます。お母さんが準備をしてくれていたおかげで、スムーズにこねることができました。でも、意外に重い、なかなかまとまらない…
お母さんの手で、せんだんごがどんどん平たくなっていきます。おっきいハンバーグみたい。
1、2分さっと茹でると、少し色づいてきます。粘りを出して、もちもちした食感にするためには大事な作業です。
熱々のうちに再びこねていきます。しっとりしていて、茹でる前と全然違う!
最後にお母さんのチェックが入り、これでこねるのは終了。次の作業にうつります。
この道具はなんだかわかりますか?大根おろし器…?いいえ。これは、“あれ”を作り出す道具です!
そう、ろくべえができるんです!この道具をせんだんごが通ることで、あの細長い形ができるんですね。
腕に力を込めて、ぐいーっとせんだんごを押していきます。お鍋の中に落ちていく~!だんだん腕が痛くなってきます。
3分ほど茹でて水で何度か洗い、ねばりを取ると…
ろくべえの完成です!出来立てはもっちもち!夕ご飯が楽しみです。
お待ちかねの夕ご飯。お母さんが料理を運んできてくれたのですが、次から次へと美味しそうな小鉢が…!写真に収まりきらないほど、テーブルいっぱいに料理がずらり!しかも、このお野菜たちは、ほとんど畑で採れたものだそうです。まさに手づくりの宿。感動です。
具沢山のろくべえ。この黄色いものはなんと、鶏さんのお腹の中にあった成長中の卵!滅多に食べることのできないものに、みんな大興奮。
お母さんお手製のこんにゃくとお豆腐。
こんにゃく芋と大豆も畑で育てています。原料になるものから手づくり。これぞ本物ですね…。
食後にぼた餅をいただきました。この餡は、自家製のグリーンピース餡。初めての味にたくさん出会うことができました。
食材の本当のおいしさを味わうことができる、手づくりの宿さん。
お母さんの愛情たっぷりの料理で、あなたも感動を味わってみませんか?